日本ハム・野村 4番でマルチ1打点 栗山監督「雰囲気はあるよね」

[ 2021年3月1日 05:30 ]

練習試合   日本ハム2-8広島 ( 2021年2月28日    名護 )

<日・広>8回2死二塁、中越えに適時二塁打を放つ野村(投手・森下)(撮影・成瀬 徹)
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 日本ハムの野村佑希内野手(20)が28日の練習試合・広島戦(名護)に「4番・三塁」で先発出場。昨季のセ・リーグ新人王、森下から中越え二塁打を放つなど2安打1打点の活躍だった。1軍主力がそろう打線で主軸を任された3年目の大砲候補が、春季キャンプ最後の実戦で成長した姿を見せた。

 ドンピシャリのタイミングで捉えた。8回2死二塁。野村は「4番・サード」のアナウンスに背中を押され、2ストライクから森下が態勢を崩そうと投じたカーブをバットの芯ではじき返した。打球は中堅手の頭を越える適時二塁打となった。

 「しっかり待って打つことができた。凄くいい感触だった」

 昨季のセ・リーグ新人王右腕から放った一打に20歳は充実した表情を浮かべた。4回は中村祐から左前打。中田を除く主力が先発オーダーに並んだ試合で4番を任され、2安打1打点の野村は「練習試合とはいえ簡単に打てる打順じゃない。その中で結果が出たのは良かった」と満足そうに振り返った。

 高校通算58本塁打の実績を引っ提げ、18年ドラフト2位でプロ入りしたが、1年目に左股関節を亜脱臼する大ケガ。昨季は1軍デビューも果たしたが、7月7日のオリックス戦で右第5指基節骨を骨折し、手術を受けるなど、ここまで順風ではなかった。

 4番起用は「高校時代から注目していた」という小笠原ヘッド兼打撃コーチの発案。栗山監督も「雰囲気はあるよね」と、若き大砲候補を称えた。今キャンプは3年目で初めて1軍での完走目前。野村は「ケガなく野球に没頭できた」と成長を確信した。(君島 圭介)

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