まさかのジェネレーションギャップ!?中日・立浪臨時コーチ“ペッパー警部打法”通じず苦笑い

[ 2021年2月1日 19:17 ]

京田(左)を打撃指導する立浪臨時コーチ(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 中日の春季キャンプで臨時コーチを務めるOBの立浪和義氏がキャンプ初日から精力的に指導。自身の子どもたちと変わらない選手たちへの指導でジェネレーションギャップに遭遇する場面も見られた。

 夕方まで行われた京田との居残りでの打撃指導。立浪臨時コーチは「上半身と下半身が一緒に回っている」と京田のスイングの際の悪癖を指摘した。

 そこで思いついたのが“ペッパー警部打法”だ。ピンクレディーの代表曲はサビの部分でL字の指を頭上で高く振りながら、腰を左右にスイングさせる。「(野球の)ツイスト打法もそんな感じでしょ」と分かりやすい例えを出したつもりだったが「京田はペッパー警部を知らなかった」と苦笑い。それでも「最後はヘッドの走らせ方を分かったと思う」と熱血指導の効果を実感した様子だ。

 世代の違いを痛感しながらも、立浪氏は「自分たちが現役の時とは感覚が違う。できるだけ同じ目線で」と今後も選手目線で指導することを明かした

 午後からの打撃練習が始まる際には野手全員を集め「大事なのには自分の課題を把握してよくなるために、根気よくやらないと」と説き「結果が出ないと、すぐに変えてしまう。すぐによくならないので、課題に根気よく向かうことが大事と伝えていきたい」と語った。

続きを表示

2021年2月1日のニュース