ソフトバンクの中村晃 小久保ヘッド提案メニューに 「スイング量は増える」

[ 2021年2月1日 19:00 ]

<ソフトバンク春季キャンプ>工藤監督と話しをする小久保ヘッドコーチ(右)(撮影・中村 達也)
Photo By スポニチ

 ソフトバンクの中村晃外野手(31)が1日、春季キャンプの打撃練習で、小久保裕紀ヘッドコーチ(49)の熱い視線を受けながら、快音を響かせた。

 「現役の時からお世話なっている。厳しいこともたくさん言われました。雰囲気も締まるのかな」

 2012年まで現役だった小久保ヘッドはアメリカ・アリゾナ州で自主トレを行っており、中村晃も若手時代に一緒に汗を流した。「人間としての気遣いを教えてもらった。妥協をしない。ランニングも一緒の本数をやっていた。これじゃないと長くできない。姿勢で見せていただきました」と当時を振り返り、多くの学びを明かした。

 「小久保ヘッドメニュー」が始まった。計8カ所での打撃練習を同時に行に、ノルマ1000スイングを目指す。「ヘッドの提案だと思うけど、やり方が変わった。スイング量は増えると思うし、もっともっと振らないと」と新たな練習方法について明かした。

 選手会長は続けて「厳しさはすごく大事ですし、後輩に言うんだったら、自分もしっかりしなきゃいけない」。背番号「90」の背中を見習い、姿でチームを引っ張っていく。(福井 亮太)

続きを表示

2021年2月1日のニュース