ソフトB・周東 新グラブでレギュラー定着狙う 1月から「大きいグラブを試していく」

[ 2020年12月31日 05:30 ]

苦手の守備克服へ周東は1月の自主トレから新グラブを試す
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 ソフトバンク・周東佑京内野手(24)が30日、来季のレギュラー定着へ、新グラブを試す構えを示した。今季は10月に世界記録となる13試合連続盗塁をマークするなどチームの3年ぶりのリーグ優勝、4年連続日本一に貢献したが、守備面では12失策と課題が浮き彫りになった。「(グラブに)こだわりがなさ過ぎと言われているので、こだわっていこうかなと。来年は今年使っていたグラブと、もう一つ、大きいグラブを試していくと思います」と明かした。

 新グラブのきっかけは、巨人との日本シリーズだった。本多内野守備走塁コーチが現役時代に使用していたグラブを借りて、二塁を守った。「今まではいろいろな人のを試したりしましたけど、本多コーチのは自分のよりも少し大きくて、使ってみたらこっちの方がしっくり来るなと」と振り返る。ゴールデングラブ2度受賞と守備の名手でもあった本多コーチの型を来年の自主トレやキャンプでも試し、シーズンに備えるつもりだ。

 3年目の今季は持ち味のスピードを生かし、シーズン後半は主に1番打者として飛躍した。それでも、定位置獲りへ打撃も守備もレベルアップが必要だと実感した1年でもあった。今宮らと行う年明け1月の自主トレでは「数を決めずに」と自身が納得するまで反復練習を課す構え。チーム内の競争に打ち勝つために、グラブにもこだわっていく。

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2020年12月31日のニュース