阪神・梅野 背番「2」の決意3割&30発!憧れ城島氏の前で日本一「どうしてもしたい」

[ 2020年12月5日 05:30 ]

朝日放送「おはよう朝日です」に出演した梅野(阪神球団提供)
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 阪神・梅野隆太郎捕手(29)が4日、憧れである城島健司氏(44)も達成した打率3割&30本塁打への挑戦を掲げた。

 「やっぱり、地元である福岡で小さい頃から、当時ダイエーホークスの城島さんをずっと見ていた。それが目に焼き付いているからこそ、プロの世界で同じ番号をつけて活躍したいなという思いが決め手でした」

 新たな背番号2で挑む来季へ「目標を高くして頑張りたい」と決意を込めた。捕手では城島氏を含めて過去5人しか記録したことがない高い数値設定。得点圏打率へのこだわりも加えた。

 「キャッチャーをやっているからこそ、自分で打って勝ちを取りたい。ヒーロー(インタビュー)に上がれるような舞台で打席に立っている時に、結果を残したいのが一番」。昨季の得点圏打率・330が自己最高で、「キャリアハイの成績を残したい」と意気込んだ。

 「来年8年目になりますけど、どうしても(優勝)したい。日本一とリーグ優勝、そこに尽きます。地元(ソフトバンク)の強さを日本シリーズで見たので、そこより上に行かないと、まず上はない。その頂に立ちたい」

 直接対決で8勝16敗と力の差を見せつけられた巨人が日本シリーズで4連敗したソフトバンクには球団会長付特別アドバイザーを務める城島氏もいる。「優勝捕手になりたい」。憧れの人の前で頂点に立つ瞬間を思い描いた。(須田 麻祐子)

 〇…梅野は4日朝にABCテレビの「おはよう朝日です」に生出演した。番組コメンテーターで元阪神の今成亮太氏からは来年挑戦したい髪形を問われ、「変えるんだったらガッツリ変えたい。夏だったら、これ以上短くするしかないので。まあ、ナリさんまではないですけど、短髪も考えています」と両サイドを刈り上げた先輩をいじり、共演者たちを沸かせた。

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2020年12月5日のニュース