阪神・馬場 鬼滅の刃“聖地”で階段トレ決行「下半身の粘りが課題なんで」

[ 2020年12月5日 05:30 ]

鳴尾浜球場で自主トレする阪神・馬場
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 来季先発転向も視野に入れる阪神・馬場が4日、下半身強化のため、今オフに超ハードな「階段トレ」を決行することを明かした。

 「階段ダッシュを多めにやっていこうかなと。下半身の粘りが今年の課題なんで。(場所は)鹽竈(塩釜)神社です。202段あるので、最低10往復」

 最近、人気漫画「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭治郎と同じ字で注目される宮城県の塩竃市にある同神社は、表坂の202段の階段が有名。プロ入り前から体力強化に利用してきた。10往復すれば2000段を超え、足腰への負担は相当。「それが狙い。負荷がかかっているところを同じペース、リズムで登るのを大事にしていく」とイメージを膨らませた。

 球界で「階段トレ」といえば、中日の荒木(現・内野守備走塁コーチ)が大島、平田らとともに熊本県美里町の3333段の「日本一の石段」を上がっていた例がある。当時、「一発でキャンプへの土台ができる」と話していたように効果は絶大だ。3年目今季は32試合登板で飛躍へのきっかけをつかんだ25歳が、一流への階段を駆け上がる。(山添 晴治)

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2020年12月5日のニュース