Hondaが11年ぶり3度目の優勝 決勝右越え3ランの井上は号泣

[ 2020年12月3日 21:00 ]

第91回都市対抗野球大会決勝   Honda4ー1NTT東日本 ( 2020年12月3日    東京D )

<都市対抗決勝 Honda・NTT東日本>優勝し涙を見せるHonda・井上(撮影・西尾 大助)
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 決勝が行われ、Hondaが09年以来11年ぶり3度目の優勝を飾った。

 初回に4番・佐藤の中前適時打で先制。2回に同点に追いつかれ、1―1で迎えた5回。井上彰吾外野手の右越え3ランで勝ち越した。

 投げては新人ながら決勝先発の大役を任された朝山広憲投手が8回1失点と好投した。

 井上はゲームセットの瞬間、左翼守備から感極まって動けず、その場で号泣した。

 5回は「吉田と津田が毎回のようにチャンスまわしますと言ってくれた。絶対打ってやるという気持ちで打席に入った。チェンジアップ狙って振り抜いた。入って良かった」と井上。朝山は「素直にうれしい。後ろに良い投手がたくさんいたので飛ばしていこうと思った。簡単に点をやれないと必死に粘った」と振り返った。

 就任1年目で頂点に導いた開田成幸監督は「選手がよくやってくれて本当にうれしい。未熟な私に選手がよくついてきてくれた」と目を潤ませた。「井上は本当に頼りになるし、朝山は今年1番の投球をしてくれた」と称えた。

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