大谷、マリナーズ戦はベンチスタート マドン監督は今季の打者専念を明言

[ 2020年8月5日 10:04 ]

エンゼルスの大谷
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は4日(日本時間5日)、敵地でのマリナーズ戦のスタメンを外れた。

 大谷は、18年の右肘手術、昨年9月の左膝手術を経て、今季の二刀流復活を期していたが、今季はここまで2試合に投げて0勝1敗、防御率37・80。2日の登板後に右腕のMRI(磁気共鳴画像装置)検査を受け、右肘付近の屈筋回内筋痛と診断され、投球再開まで4~6週間を要する見込みと発表された。

 マドン監督はこの日、試合前にオンライン会見に応じ、右肘付近の屈筋回内筋痛が判明した大谷について「今年は投げることを期待していない」とし、今季中の投手復帰はないことを明言した。投打の「二刀流」については「私の中ではできると思っている」と話した。

 今季は日々の状態を見ながら指名打者としてプレーすることになるが、この日の出場は少し痛みがあることから見送るとした。

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2020年8月5日のニュース