野村謙二郎氏 広島・遠藤は怖がらずストライクゾーンで勝負できた

[ 2020年8月3日 06:30 ]

セ・リーグ   広島9-2巨人 ( 2020年8月2日    東京ドーム )

スポニチ評論家の野村謙二郎氏
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 【野村謙二郎 視点】ストライクゾーンで勝負した遠藤に尽きる。特に前半5回まで初球がボールになったのは3度だけ。どんどんストライクを先行させ、3球勝負に行った場面もあった。無四球だけど、きっちりコースに決めたわけではない。適度に荒れ、しっかり腕を振って投げ込んだ直球はスピンが利いているから、バットの上っ面に当たるポップフライも多かった。完投できたことを大きな自信にしていい。

 ストライク勝負を徹底できた背景には、投手コーチらスタッフからの指示もあったのでは…と推測する。甘く入って打たれることもあるだろうが、勝負した結果なら自分の課題も見つかる。怖がって腕が縮こまっていては何にもつながらない。

 球数も少なくなり、無駄な四球も減る。投球のテンポがいいと、守っている野手は集中しやすく攻撃のリズムも生まれる。この試合で効果的な追加点が生まれたことと無関係ではない。先発、救援に限らず、若い投手は同じ姿勢で挑んでほしい。

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