市和歌山 2年小園、智弁和歌山相手に好投 潜在能力を着実に開花「最速155キロ目指す」

[ 2020年8月1日 14:02 ]

2020夏 高校野球和歌山大会 3回戦   市和歌山4―7智弁和歌山 ( 2020年8月1日    紀三井寺 )

<市立和歌山・智弁和歌山>2回から登板した市立和歌山・小園建太(撮影・後藤 正志)
Photo By スポニチ

 無限の可能性を感じさせる投球だった。市和歌山・小園健太投手(2年)が3―1の2回から2番手として今大会初登板。1メートル84の長身から投げ下ろす威力ある直球を武器に、4回3安打1失点と強打の智弁和歌山打線を抑えた。

 入学直後からメンバー入りし、昨夏の和歌山大会も3試合全てに登板。昨夏から体重も5キロ増の86キロとし、7月の練習試合では最速152キロを計測した。潜在能力を着実に開花させつつある右腕だが「普段、緊張しないタイプですが、今日は結構しました。3年生は負けたら終わりだし、智弁が相手でもあるし…」と振り返る。この日の最速は144キロ。「直球がコントロールできていなかった。相手のアジャスト率も高かったし、自分の直球はまだまだ足りないと思った」と反省の弁だった。

 視察した7球団10人のスカウトは、来秋ドラフト候補の姿にクギ付けだった。中日・中田宗男アマスカウト・アドバイザーは「フォームのバランスが良く、投げっぷりもいい。球速ももっと上がるだろうし、目玉になる可能性はある」と絶賛。吉村浩GMとともに視察した日本ハム・林孝哉スカウトも「球が強く、変化球もいい。来年がすごく楽しみ。(吉村GMに)いい試合を見てもらえたと思う」と話した。

 小園の理想は高い。「常時150キロを超えて(最速は)155キロを目指しいきたい」。来年のドラフト戦線を賑わす存在は、地道に生まれ持った才能に磨きをかけていく。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年8月1日のニュース