ソフトB 長谷川陽性受け「速やかに」選手、スタッフのPCR検査へ 3日仙台移動は「検査結果をもって」

[ 2020年8月1日 23:03 ]

ソフトバンク長谷川勇也外野手
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 ソフトバンクは1日、長谷川勇也外野手(35)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。プロ野球で選手の感染が判明するのは6月19日の開幕後では初めて。2日にペイペイドームで開催予定だった1軍の西武戦の中止も発表された。

 オンラインで会見したソフトバンクの三笠杉彦GMは「陽性判定を受け、NPBに報告した。試合実施については専門家の意見を聞いた上で判断した。主催球団とNPBで協議をし、西武ライオンズ球団のご了解を得て中止とした」と2日の試合中止について説明。

 「選手、スタッフについて速やかにPCR検査を受診し、タマスタ筑後においては閉鎖して消毒作業をする」と選手、スタッフのPCR検査実施と、あす2日にタマスタ筑後を終日閉鎖して全施設の消毒を行うことを明らかにした。

 チームは4日からは仙台・楽天生命パークでの楽天との6連戦が予定されているが、三笠GMは「(1軍の3日の仙台移動は)予定通り行う。PCR検査の結果をもって決めたい」と話した。

 長谷川は先月31日の就寝時に咽頭に若干の違和感と微熱があった。翌1日朝も微熱があり、咽頭の違和感は消失したが、病院でPCR検査を受検したところ陽性反応が出たという。現時点で発熱など症状はなく、現在は保健所の指示により自宅待機している。

 長谷川は先月29日、30日にファーム施設で練習に参加し、ウエスタンリーグの公式戦に出場した。先月31日はファーム施設での練習に参加。この間は自宅とファーム施設の往復のみで外出や会食などの参加はない。

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