元巨人監督・堀内さん 広島新人・森下にエール「君は普通に投げたら打たれないから」

[ 2020年8月1日 19:47 ]

堀内恒夫氏
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 現役時代にV9巨人のエースとして通算203勝をマークし、巨人監督も務めた野球解説者の堀内恒夫さん(72)が7月31日、自身のブログを更新。同日に東京ドームで行われた巨人―広島7回戦で先発登板した広島のドラフト1位ルーキー、森下暢仁投手(22=明大)にエールを送った。

 森下は初回1死から坂本、丸、岡本に3者連続四球を与えて満塁のピンチを招くも無失点。2回は先頭・炭谷に死球を当てるも無失点で切り抜けると、3回には2死から岡本、大城に連続四球と乱調で、結局5回4安打6四死球2失点で降板。今季2敗目を喫した。

 「プロに入って初めてしっかり見たけど森下くん、って本当にいいピッチャーだね」とまずはほめた堀内さん。「でもね、怖がりすぎだよ」と緊張の巨人戦初登板を終えた新人へメッセージを送ると「いいボール投げよういいところに投げようとし過ぎ。だからあんなに球数が多くなる。もったいないよ」と初回32球、2回13球、3回19球、4回25球、5回11球と5イニングで計100球を投げた球数の多さを指摘した。

 その上で「あんなにいいボール持ってんのに」と森下の素材の良さに改めて触れた堀内さん。「君は普通に投げたら打たれないから。もっと自分のボールを信じなさい!」とエールを送った。

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2020年8月1日のニュース