磐城、学法石川下し8強進出 エース沖、昨秋以来の登板で要所締め8回途中2失点

[ 2020年8月1日 18:34 ]

福島2020夏季高校野球大会4回戦   磐城4―2学法石川 ( 2020年8月1日    いわきグリーンスタジアム )

<学法石川・磐城>昨秋の東北大会ぶりに登板したエース・沖
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 今春のセンバツに21世紀枠で選出され、2020甲子園交流大会への出場が決まっている磐城は、名将・佐々木順一朗監督(60)率いる学法石川に4―2で勝利した。ここまで2試合登板のなかったエース・沖政宗(3年)が7回0/3で2失点ながら試合をつくった。

 沖は昨秋10月の東北大会以来のマウンド。6月末から約10日間、定期テストで部活動ができず、右肘に違和感を覚えてコンディション不良だったが、伸びのある直球を中心に制球良く投げ込んで要所を締めた。最後はベンチで勝利を見届け、「仲間にたくさん助けてもらった」と感謝した。

 3日の準々決勝では夏13連覇中の聖光学院と対戦する。沖は「目の前の一戦に集中するだけ。全員で束になって向かっていきたい」と誓った。

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2020年8月1日のニュース