阪神・矢野監督がテレビ出演で開幕直後の苦悩を激白 藤浪の23日先発起用も明言

[ 2020年7月18日 17:57 ]

阪神・矢野監督
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 阪神の矢野燿大監督(51)が18日、関西テレビの「こやぶるSPORTS」にリモート出演し、リーグ最速で10敗を喫するなど低迷した開幕当初の思いを激白した。

 今春キャンプでも臨時コーチを務めた山本昌氏の質問に答える形で「苦しいどころじゃなかった。結果が出ないから悩んでいた。正直、試合が怖かった。勝タイムのキャッチフレーズが選手の重荷になっていたのでは、と思ったこともあった」と吐露。打開策として計3度の全体ミーティング実施も明かし「広島での雨で、そのあと勝てて、ムードが変わった。打者もより積極的に、受け身にならないように徹底したことが復調につながった」と振り返った。

 指揮官は、今後のカギを握るキーマンたちにも言及。逆襲を期す藤浪を、23日の広島戦(甲子園)で先発させることを明言し「2軍でしっかりした投球をしてきた。1軍でも通用します」と期待。故障明けの高橋も8月に復帰できる見通しだという。また、再調整中の藤川について復帰後は再びクローザーで起用することも宣言。「長い2軍生活にはならないと思う。戻ってきたら、またストッパーで使う」と完全復活を願った。

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2020年7月18日のニュース