智弁学園 練習試合大敗で小坂監督渋い顔「まとまりがない。流れが悪い」

[ 2020年7月18日 19:12 ]

練習試合   智弁学園2―16明石商 ( 2020年7月18日    智弁学園グラウンド )

 甲子園交流試合を控える智弁学園が18日、自校のグラウンドで明石商と練習試合を行い2―16で大敗。ダブルヘッダー2試合目の津商戦でも2―2で引き分けた。小坂将商監督は「まとまりがない。打線にもつながりがないく流れが悪い」と渋い顔だ。

 部員57人のうち56人が寮生活を送る。コロナウイルス感染拡大の影響で思うように練習できない日々が続いたが、時間をずらしてグラウンドを使用するなど様々な工夫で乗り越えてきた。また、各学年でミーティングを行いチーム力を高めてきたものの、本格的にチーム練習を再開したのは6月上旬で、まだ成果としては表れてはいない。

 奈良県の独自大会は3年生主体のメンバーで臨み、甲子園交流試合では2年生も含めた主力のメンバーで戦う方針だ。

 高校通算本塁打を23に伸ばしている前川右京外野手(2年)は「上半身に力が入って、下半身で回ることができてなかった。良いピッチャーの時こそ力を抜いて振らないといけないが、意識をしすぎて力み過ぎてしまった」と相手先発中森との対戦を振り返る。

 残された時間はわずかしかない。チーム一丸で無敗の夏を目指す。

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2020年7月18日のニュース