佐久長聖 2年ぶり初戦突破、上田東に逆転勝ち 藤原監督は3年生称賛「しぶとさ出してくれた」

[ 2020年7月18日 15:40 ]

2020年度夏季高校野球長野県大会2回戦   佐久長聖3―1上田東 ( 2020年7月18日    県営上田 )

<佐久長聖・上田東>逆転打にガッツポーズの佐久長聖・野沢
Photo By スポニチ

 昨秋県準優勝でシード校の佐久長聖が苦しみながらも上田東を逆転で倒し、2年ぶり初戦突破を果たした。

 6回からギアを上げた。1点を追う展開となり公式戦で初めて先発に起用した羽毛田聖也を下げ、エースの梅野峻介を投入。追加点阻止の布陣を敷くとその裏、相手の右横手投手に苦しんでいた打線が奮起した。1死二、三塁から5番・野沢佑太内野手がしぶとく一、二塁間を破る2点適時打で逆転に成功。8回には暴投で追加点を奪い、1時間55分の緊迫の戦いを制した。

 代替大会のため試合ごとにベンチメンバーが変更できる。佐久長聖は3年生52人の全員をベンチ入りさせた上での優勝を目標にしている。藤原弘介監督は「しんどい試合でしたが3年生がしぶとさを出してくれた」と最高学年の団結力を称えた。殊勲の野沢は「次につなぐことができた」と3回戦進出を喜んだ。

続きを表示

2020年7月18日のニュース