星城、雨天中止も仕切り直しに意欲「今年も日本一のチームを倒そうという思いで」

[ 2020年7月18日 14:56 ]

夏季愛知県高等学校野球大会   星城―名経大市邨 雨天中止 ( 2020年7月18日    春日井市民 )

 甲子園にはつながらなくても、この夏の大きな目標がある。雨天中止となり、球場から引き揚げる星城・佐藤充寛部長(32)は「今年も日本一のチームを倒そうという思いで、全員でやってきました」と仕切り直しの一戦に向けての意気込みを口にした。

 昨年夏の愛知県大会では、春の選抜大会で優勝した東邦と2回戦で対戦。エース・石黒佑弥(現JR西日本)が好投し、打線も石川昂弥(現中日)を打ち崩して8回コールド勝ちした。今年は昨秋神宮大会覇者の中京大中京が同ブロック。両者が勝ち進めば、8強進出をかけて対戦することになる。昨秋のレギュラーが3人残るなど「今年は、どちらかというと打つチーム」と部長。今年も虎視眈々(たんたん)と番狂わせを狙う。

 当初の試合開始予定は8時30分で、7時過ぎには球場入り。雨天で試合開始が遅れたため、10時の中止決定まで約3時間を球場の敷地内で過ごした。部長は「選手達には、いいコンディションでやらせてあげたいので、前向きに捉えています」と笑う。公式戦無敗チームと対戦するまで、負けられない。

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2020年7月18日のニュース