西武・鈴木敬洋スカウト ドラ3松岡は「てっぺんが見えない選手」

[ 2020年5月16日 12:34 ]

鈴木スカウトから手紙を受け取った西武・松岡
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 西武は10日から、スカウト陣の新人9選手に向けた手紙の公開を開始した。16日の第3回は、鈴木敬洋スカウトが、ドラフト3位・松岡洸希投手(19=BC・武蔵)に向け手紙をつづった。

 「“てっぺんが見えない選手”、これがきみを見た最初の感想かな。上限が見えないから、これからどう成長していくか楽しみしか見えなかった。

 投手としての経験は少ないけれど、サイドスローで150キロを投げる選手はそういないし、爆発的な力がある。西武の投手陣を脅かすような存在になってくれる逸材だと感じたね。

 これから体を作ってトレーニングをしていけば、150キロ後半もいけるんじゃないかなと思うよ。ひとつアドバイスをするなら、もっと広く視野を広げることかな。コーチや先輩と話をして、投手として少ない経験を補うことができたらもっと成長すると思うし、それができると思っている。

 今は思うような練習ができないけれど、日誌をみて試行錯誤している様子が伝わるし、投げたい気持ちも伝わるけど、時間があるからこそ基礎から徐々にレベルアップして楽しく過ごしてくれたらいいなと思います。

 最後に。独立リーグでプレーをしてきてNPBに入ったこと、その感謝を忘れずにがむしゃらに泥臭く野球をして欲しい。そして独立リーグからプロを目指す後輩たちのためにも、全力で野球に向き合ってほしいと思っています」。

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2020年5月16日のニュース