阪神・矢野監督 矢野ガッツ決めた!「2020年もやりまくります!」全体練習再開へ一歩前進も明かす

[ 2020年5月16日 12:46 ]

オンラインで取材で「矢野ガッツ」を見せる矢野監督

 阪神の矢野燿大監督(51)が16日、タイガースアカデミー生(ベースボールスクール・ダンススクール)と保護者とのオンラインミーティングに参加。「矢野監督のオンライン相談室」と題されたこの会では、事前抽選で行われた16組と矢野監督がテレビ会議アプリ「Zoom」を通じて交流し約1時間30分、保護者らの質問に矢野監督が答えた。

 指揮官は「オンライン相談室」終了後に報道陣のオンライン取材に対応。「このような状況で皆さん大変だというのはもちろん僕も理解してやらせてもらったんですけど。これは僕の勝手な思いですけど、今やっている間はちょっとそういうことも忘れられて、未来の話であったり楽しい話であったり何かそういう話ができる時間になったんで。楽しくやらせてもらえたんでよかったなと思います」と充実の時間を振り返った。

 6月中旬から下旬での開幕を目指すことになったことについても「先がなかなか見えない状況が続いてきていたんで、その中ではまだまだもちろん油断はできないですけど、先が見えそうな状態まで来られたっていうのは進んだなって感じに思っていますし、このまま良い形で進んでいって僕たちの野球で少しでも喜んでもらえるようなことができたらいいなって、それが近くなってきたと思えるようになってきました」と言及。この日谷本球団本部長と話し合いの場を設けたことを明かし「明確というかそういのは決められない状況ですけど、先ほど話したとおりちょっとは先が見える状況になってきたので、なんとなくこういう形でやっていければいいよねっていうような話の段階まできた。全体としてどういう風にやっていこうっていう外枠の話ができたっていうのは進んだかなと思います」と全体練習再開に向けて前進があったことを明かした。

 改めて今季に向けての意気込みを問われた指揮官は「意気込みですか?やる気満々ですよ。もう言っているように日本一になるって決めて2020年スタートしていますし、この大変なことがあった年に優勝できるっていうのは本当にいろんな、僕たちも得ることはありますし、ファンの方に与えられることもあると思うので」と言葉に力を込め「コロナがあった年だからこそ俺らは日本一になって、野球界、タイガースファンを喜ばせるってことをしていきたいと強い気持ちになっていってるんで。2020年も、矢野ガッツ、やりまくります!」とオンライン取材の報道陣に対して、画面越しに右手で「矢野ガッツ」を決めた。

 「矢野監督のオンライン相談室」の模様は後日球団公式のYouTubeチャンネルにアップされる予定。

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2020年5月16日のニュース