楽天・弓削「急ぐけど焦らず」開幕ローテ入りへアピール誓う

[ 2020年5月16日 19:21 ]

自主練習でキャッチボールする楽天・弓削(球団提供)
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 楽天の弓削隼人投手(26)が、開幕ローテーション入りへの強い意欲を口にした。16日に楽天生命パークで、8日の自主練習再開後では初となるブルペン入り。捕手を座らせて53球を投げ「制球はあまり定まらなかったけど、出力はそんなに落ちていない。微調整で何とかなる」と振り返った。

 左腕では球界最長身となる1メートル93の大型サウスポーで、1年目の昨季は3勝をマークした。2年目の今季もローテーション候補として期待されており、オープン戦では3試合に登板して防御率2・25と好投した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、チームは3月30日から5月7日まで活動を休止。休止期間中は趣味のコーヒーを楽しみながら「おうち時間」を過ごしていた。

 シーズンの開幕は最短で6月中旬。今後はチーム内のローテーション争いが再び激化する。弓削は「活動自粛で(評価も)リセットされたと受け止めている。(調整は)遅れているけど、焦ったら台無しになってしまう。急ぐけど焦らずに、先発でやれるようにアピールしていきたい」と意気込んだ。

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2020年5月16日のニュース