東京六大学、8月に春季リーグ戦 4か月遅れで開幕へ 1カ月後には秋季リーグ戦開幕

[ 2020年5月14日 05:30 ]

昨年の東京六大学春季リーグ戦を制した明大。コロナ禍に見舞われた今季は春季リーグ戦が8月の9日間、秋季リーグ戦が9月開幕の強行日程となる
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 東京六大学野球連盟は13日、オンラインで臨時理事会を開き、新型コロナウイルスの影響で5月30日開幕を計画していた春季リーグ戦を延期し、8月12日からの開催を目指すことを決めた。1試合総当たりの勝率制で実施。当初の4月11日開幕から2度目の延期で、4カ月遅れとなる。さらに秋季リーグ戦は約1カ月後の9月19日から始まり、ハード日程を余儀なくされる。

 春季リーグ戦の「夏開催」が決まった。オンライン臨時理事会には6校の部長、監督らが参加して協議し、8月12日から20日に1試合総当たり制で行う方針を決定。全体練習ができない状況が続き、内藤雅之事務局長は「選手の健康と安全を考えて、5月末と6月の開催は難しいと判断した」と説明した。7月も試験期間や高校野球の東西東京大会があり、8月開催が妥当と判断した。

 4月11日の開幕を延期した当初は5月30日開幕を目指していたが、緊急事態宣言が今月末まで延長されたことを受けて断念した。それでも創設90年超の日本最古の連盟としての矜持(きょうじ)がある。全日本大学選手権が中止となり、地方でリーグ戦中止を決める連盟も相次いでいるが、内藤事務局長は「天皇杯を御下賜されている連盟なので、可能性がある限り、開催したいというのが6校全ての考え」と話し、中止となった全日本大学選手権が神宮球場で予定していた8月の期間に試合を組み込んだ。

 さらに9月19日から当初の予定通り、秋季リーグ戦を行う。春季リーグ戦から1カ月しかなく、従来の2戦先勝の勝ち点制で1カ月半以上の長丁場だ。ハード日程となっても春季リーグ戦を開催する方針を打ち出した。

 開幕日は8月12日に設定したが、プロとの兼ね合いで早まるケースも出てくる。長い連戦を避けるため1日3試合開催も検討中で、無観客や入場制限を行う可能性もある。開催にあたっては緊急事態宣言の解除、各大学当局が校内での練習を許可することが前提となる。6月下旬から7月をメドに改めて協議する予定だ。 (松井 いつき)

 《東都は今月協議再開へ》同じく神宮球場を使用する東都大学連盟は春季リーグ戦について、2戦先勝の勝ち点制や入れ替え戦を行う通常開催を断念することを決めている。全日本大学選手権開催の場合は1部6校によるトーナメント戦の開催も視野に入れていたが選手権が中止となり、今後については今月中に予定される監督会で協議を再開する方針だ。

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