中日・大野雄、試合に招待予定だったひとり親家庭に食事とサイン色紙「少しでもお母さん達の力に」

[ 2020年5月2日 12:46 ]

中日・大野雄
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 中日は2日、大野雄大投手(32)がひとり親家庭の親子をナゴヤドームの試合に招待する「大野雄大 招待プロジェクト-Yudai’s Monthly Invitation-」について、現時点で中止が決定している対象試合に応募した家庭に、食事とメッセージ付きサイン色紙を送ることが決まったと発表した。

 同プロジェクトは17年からスタート。大野雄は名古屋市協力のもと、社会福祉法人愛知県母子寡婦福祉連合会を通じて、ナゴヤドームで開催される試合に毎月1回親子ペア10組20~40名程度を招待している。

 球団は「新型コロナウイルス感染症の影響により開幕を延期していることから当プロジェクト4月・5月分が実施できておらず、現時点で中止が決定しているプロジェクト対象試合に応募してくださったご家庭に、本人たっての希望で、社会福祉法人愛知県母子寡婦福祉連合会協力のもと招待できなかった代わりとして、エールを送るべく少しではありますが食事とメッセージ付きサイン色紙をお送りすることとなりました」と発表。食事調達については「中日ドラゴンズ オフィシャル・スポンサーの株式会社ローソン様にご協力をいただき、カレーライスを作れるセットをお送りする予定です」とした。

 大野雄も球団を通じてコメントを発表。「何か今、自分に出来ることはないかと考えた結果、今回の案を思いつきました。微力ではありますが、少しでもお母さん達の力に、そして子供達のお腹が満たされれば嬉しいです。プロ野球が開幕したら、僕の投球でみなさんを絶対に元気付けます!それまでは、まだしんどい状況が続くとは思いますが一緒に力を合わせて頑張っていきましょう!」と呼びかけた。

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2020年5月2日のニュース