楽天・石井GM 自主練習続く選手へ「納得して取り組んでくれて尊敬」12球団で唯一チーム活動休止中

[ 2020年5月2日 19:07 ]

楽天の石井GM
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 楽天の石井一久GM(46)が2日、オンライン会議システムを使って報道陣の取材に応じた。新型コロナウイルスの感染予防対策として、現時点で12球団で唯一チームの活動を休止しており「選手、スタッフ、その家族になるべくリスクがないようにやっている。大切な仲間なので、リスクが上がることは優先順位の中で上なのかな、と思っている」と説明した。

 選手たちは日々、自宅や公園などで自主的に体を動かしながら活動再開を待っている。石井GMは「僕も選手だったので気持ちは分かる。ストレスもたまっていると思う。休む勇気は、選手にとって大変なこと。不安な日が続いているけど、国民としてリスクを抑えてやることに納得して取り組んでくれているイーグルスの選手を尊敬している」と思いを語った。

 3月30日に活動を休止して以降、仙台市にある楽天生命パークと森林どりスタジアム泉(2軍本拠地)は閉鎖されている。また、球団事務所も閉鎖して一部の業務を停止している。活動再開の時期は未定だが、球場を使用した自主練習を実施する際に「3密」をつくらないためのマニュアルを作成。緊急事態宣言の延長期間や対象地域も判断材料にしながら、慎重に見極めていく方針だ。

 今後の見通しについて、石井GMは「開幕日が決まったら、逆算して準備をしていく。元選手だった僕個人として言うのであれば(開幕までの準備は)1カ月半ぐらいは必要だと思っている。準備不足を心配されないように、しっかりやっていく」と話した。

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2020年5月2日のニュース