プロ野球史上初の無観客試合 取材禁止に検温、各球団の対応は…

[ 2020年3月1日 05:50 ]

無観客で行われたペイペイドームでのソフトバンク・阪神戦(撮影・成瀬 徹)       
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 新型コロナウイルスの感染拡大が終息の気配を見せない中、プロ野球は29日、史上初となる無観客でのオープン戦を5球場で開催した。

《ソフトバンク 取材エリアを限定》
 ▼ペイペイドーム ソフトバンクは試合前のベンチでの取材が禁止。試合後の取材エリアは導線区分され、選手がメディアから近い距離で取材を受けないような対策が取られた。報道陣は入場時に検温や健康チェックシートの記入を実施。無観客試合での一戦に、松田宣は「無観客だからとか言っていられない。一日一本、ヒットを打てるようにやっていくだけ」と話した。

《ロッテ 出店もなく寂し…》
 ▼ZOZOマリン 関係者の入場口で「検温」と「体調チェックシートの記入」が行われた。幕張メッセで予定されていたイベントが延期となるなど、週末だったが球場周辺は閑散。例年ならばにぎわうはずの出店もなく、ロッテ関係者は「いつもと雰囲気が全然違う。オープン戦の初戦。普段ならば、それなりにお客さんが入るからね」と残念がった。

《巨人 入場口で「検温」》
 ▼東京ドーム 巨人―ヤクルト戦は無観客のため開始は1時間繰り上げられて午後5時に変更。選手が打席に向かう際の登場曲は流されず、イニング間に行われていた公式マスコットガール「ヴィーナス」によるダンスなども行われなかった。関係者の入場口では「検温」を行い、職員同様に報道陣にもマスク着用の協力を求めた。

《日本ハム 試合前取材禁止》
 ▼札幌ドーム 前日の鈴木北海道知事の緊急事態宣言発令を受け、報道陣に取材規制が敷かれた。試合前の練習中に三塁ベンチで行われる栗山監督の恒例の囲み取材がなくなるなど、選手、首脳陣への試合前の取材が全面的に禁止。ベンチ前やベンチにつながる通路への立ち入りも禁止となり、カメラマン席か客席で試合前練習を見学するように通達された。試合後の取材も可能な限り少人数で行うよう要請があった。

《中日 映像演出もなし》
 ▼ナゴヤドーム 報道陣は球場入り口で「体温37.5度以下」など5項目の健康チェックシートを記入。マスクの着用の要請も球団、ナゴヤドーム双方から行われた。試合は大型ビジョンによる映像演出は行われず、スコアボードのみ表示。選手紹介などの場内アナウンスは普段通り行われたが、無観客のためスタンドへのファウルに注意を呼び掛けるコールはなかった。

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