レイズ筒香に“成功5カ条” OB岩村氏が金言 同じ左の強打者に世界一の夢託す

[ 2020年2月24日 02:30 ]

レイズOBの岩村氏(左)に激励される筒香(撮影・奥田 秀樹通信員)
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 レイズ・筒香嘉智外野手(28)が22日(日本時間23日)、オープン戦デビューを前に大先輩から5カ条の金言をもらった。球団OBの岩村明憲氏(41)が訪問し激励。「5番・左翼」で23日(同24日午前3時5分開始)のヤンキース戦に初出場する和製大砲に、あと一歩で届かなかったワールドチャンピオンの夢を託した。

 筒香に強力な援軍が現れた。07~09年までレイズに在籍し、同じ左打ちの強打者で活躍した岩村氏がキャンプ地を訪問。固く握手し、激励を受けた。

 「自分はレイズでワールドシリーズを経験できた。ただ負けているので。筒香君が勝ってくれれば」。あと一歩届かなかった夢を託し、成功への具体的な5つの助言に及んだ。

 (1)外角ストライクゾーンの確立 「日米の違いだけでなく、審判によっても異なる」

 (2)守備と打撃の切り替え 左翼、三塁、一塁と複数任される見込み。「守備の負担が打撃に影響しないように。ミスしても打って取り返すくらいでいい」

 (3)三塁守備の距離感 本拠は人工芝で敵地はほぼ天然芝。「天然芝も球場で長さが違う。終盤に夜露を含むとはずみ方も変わる。距離感を早くつかんで」

 (4)監督とのコミュニケーション 岩村氏は後に名将の地位を確立するジョー・マドン監督に指揮された。「自分が守備位置を動く意味を分かれば、打撃にも影響しない」

 (5)結果を求めない 岩村氏は1年目オープン戦は打率・220と不振も、開幕後に適応し同・285と1番でけん引。「例えば明日はヒットではなく、投手の生きた球を見るのが目標くらいで十分」

 筒香は外野守備や打撃練習を行い「いろいろ試しながら良い準備ができたら」と意気込む。相手先発ロアイシガが平均球速97マイル(約156キロ)と聞くと「速いですね。見えないかも」と笑いを誘うなど、気負いは感じさせなかった。岩村氏の教えは既に承知とばかりに、自然体で夢舞台での一歩を踏み出す。

 ◇レイズでの岩村氏 3年総額770万ドル(当時約9億円)で07年入団。当初は守備位置が決まらず一塁や外野用グラブも持参したが、三塁に定着。08年は若手有望株のロンゴリアが三塁を守る方針から二塁へコンバート。全て「1番・二塁」で152試合に出場し、172安打を放ち地区初優勝、ワールドシリーズ初進出に大きく貢献した。09年は左膝前十字じん帯断裂で69試合出場にとどまり、オフにパイレーツへトレードされた。

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