中日 笠原 藤浪と“同学年対決”熱望 「ドライブライン」で共にレベルアップ

[ 2019年12月26日 05:30 ]

ドライブラインで動作解析する笠原(撮影・椎名 航)
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 中日・笠原が“同学年対決”を望んだ。今月中旬に同僚の藤嶋らと沖縄で米国の「ドライブラインベースボール」の機器による測定と講習の合宿に参加。阪神・藤浪も加わり、計6投手が投球動作を解析しレベルアップに励んだ。

 笠原と藤浪は同学年だが、新津高で一度も甲子園出場がなく、3年夏は新潟大会2回戦で敗退した左腕にとって、大阪桐蔭で春夏連覇を達成した藤浪は「雲の上の存在」で、プロ入り後も特に接点はなかった。今回の講習会では食事に出かけ「投げている時の気持ちの持ちようとか、話し合いました」と親交を深めたという。

 今季、開幕投手を務めながら不整脈の影響で3勝にとどまった笠原は藤浪同様、復活を期する立場。「藤浪はでかいし、近くで見たら球もえぐかった。来季は投げ合ってみたいですね」と闘志を燃やした。この日はナゴヤ球場でキャッチボールなどで精力的に汗を流した。練習後には「京田家とクリスマスパーティーをします」とうれしそうに帰路に就いた。

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2019年12月26日のニュース