武者修行で自信復活 オリックス T―岡田 ジョーンズと共闘「いい競争を」

[ 2019年12月26日 05:30 ]

25日に帰国したTー岡田
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 プエルトリコのウインターリーグに参加していたオリックスのT―岡田外野手(31)が25日、帰国した。10月29日に出発し約2カ月の渡航。クリスマスの日に少し日焼けした顔で伊丹空港に降り立つと、「長かったが良い時間を過ごせた。1打席ずつ課題を持ちながら、日本ではできないことができた」と収穫を口にした。

 現地ではマナティに本拠地を置く「アテニエンセス・デ・マナティ」に所属し、22試合で打率・200ながら4本塁打。143試合なら26本塁打ペースとまずまずだった。今季は20試合で打率・120、1本塁打、2打点と1軍に定着した09年以降では自己ワースト。来季15年目を迎える中での武者修行で得たものも多く、自信を取り戻しての帰国に「この時期まで野球ができたことはなかった。休まずに1月、体をつくりながら課題を消化していきたい」と、このまま無休状態で2月を迎える。

 離日中にメジャー通算282本塁打のジョーンズ加入も決定。「オリックスはすごいの獲ったね!」と驚嘆の声も挙がったというが、T―岡田は「自分の良いところを出すことに変わりない。勉強することも多いが、良い競争をしながら、助け合いながらやりたい」とキッパリ。一皮むけた成果を、シーズンで見せる決意だった。

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2019年12月26日のニュース