ソフトB今宮 2・9億円でサイン「申し訳ない気持ち。残り3年恩返ししたい」

[ 2019年12月26日 05:30 ]

契約を更改した今宮(撮影・岡田 丈靖)
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(4年契約2年目/) 来季こそは恩返しを――。ソフトバンクの今宮健太内野手(28)は25日、ヤフオクドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4年契約の2年目となる来季は3000万円増の2億9000万円プラス出来高払いでサインした。

 「ケガで2年連続離脱して、1年間まともにできていない。申し訳ない気持ち。残り3年恩返ししたい」

 表情は硬い。昨季痛めた左太腿裏の影響で今季は106試合の出場にとどまり、打率・256、14本塁打、41打点。それでも、シーズン序盤は3番に座り、4年連続2桁本塁打をマーク。西武とのCSファイナルSでは打率・526、3本塁打、7打点でMVPを獲得した。打撃について「上がってきていると思う」と手応えを口にしつつ、「打てなくなったときの精神面」を課題に挙げた。

 名手と言われる守備についても満足していない。「今年は散々で、投手に迷惑をかけた」と反省しきり。5度受賞しているゴールデングラブ賞も2年連続で西武・源田に明け渡し、「抜かないとトップになれない。意識して守っていきたい」と奪回に意欲を示した。「ケガなくやることが大前提。来年は1年間フルで戦えるように、一人でショートを守れるように頑張りたい」と力強かった。

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2019年12月26日のニュース