岐阜高野球部監督を減給処分 部員に体罰、暴言 県教委

[ 2019年12月26日 12:55 ]

 岐阜県教育委員会は26日までに、監督を務める硬式野球部の部員に体罰をしたとして、県立岐阜高の男性教諭(48)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分とした。25日付。教諭は10月26日から部の指導を自粛している。

 県教委によると、教諭は8月ごろ、練習中の部員の尻を2回蹴り、9月に行われた他校との練習試合の際には木製バットのグリップ部分で別の部員の頭を1回たたいた。

 7月以降「死ね」「消えろ」といった暴言も吐いており「指導する中で気持ちが高ぶった」と話しているという。

 教諭は同県関市立関商工の監督として2011年の夏の甲子園に出場。14年に岐阜高に赴任した。今年10~11月に県立高や特別支援学校を対象に行った体罰に関するアンケートで分かった。

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2019年12月26日のニュース