阪神 新外国人候補に米92発ボーア&右の大砲ロドリゲス

[ 2019年11月19日 06:00 ]

阪神が来季新外国人候補としてリストアップしているジャスティン・ボーア(AP)
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 阪神が来季の新外国人候補にジャスティン・ボーア内野手(31=エンゼルス)と、アデルリン・ロドリゲス内野手(28=パドレス3A)をリストアップしていることが18日、分かった。左打者で主に一塁を守るボーアはメジャー通算92発を誇る長距離砲。一方のロドリゲスはメジャー経験はないもののマイナー通算174発を記録した右の大砲だ。今季は得点力不足に苦しんだ矢野阪神が、水面下で本格調査に乗り出した。

 南国の高知では連日、猛練習が続いている。秋季キャンプも終盤。現場は来季を見据えたチームの底上げに取り組んでいる。その一方で球団のフロント陣も今オフの補強作業に奔走。新外国人獲得へ向けて左右の大砲をリストアップしていることが判明した。

 「(両選手は)リストに入っていますよ。(具体的なことは)何とも言えません」

 関係者がリストアップの事実を認めた逸材がボーアと、ロドリゲスだ。ボーアはエンゼルスでは今季52試合に出場して打率・172、8本塁打、26打点ながら、身長1メートル93、体重122キロの体格から放たれる大飛球は魅力十分。メジャー通算92本塁打とパワーは申し分なく、浜風のため左打者は不利とされる甲子園でも影響を感じさせない長打力がセールスポイントだ。

 「日本に興味を持っている選手ですし、イチローとの一緒にトレーニングをしていたこともありました」

 米大関係者は日本に興味を示していることを明かした。左の大砲がボーアならば右の大砲が「A・ロッド」ことロドリゲス。パドレス3Aに所属した今季は75試合に出場して打率・321、19本塁打、64打点。メジャーでの経験こそないもののマイナーでは通算174本塁打をマークするなど長打力は折り紙付きだ。現在は母国・ドミニカのウインターリーグに参加している。現地時間17日現在で、18試合に出場し打率・304、2本塁打、14打点。来季へ向けて実戦舞台でレベルアップに励んでいる。

 昨年はロッテの秋季キャンプにテスト生として参加。ロッテも獲得を検討していた。広島からFA宣言していた丸との交渉との兼ね合いもあり、獲得には至らなかったが、当時、井口監督も「打率も残せそう」と評価していたという。パワーだけでなく打率も稼げる打者としてのお墨付きもある。

 年齢も28歳と若く将来性もある。すでに米国ではGM会議も閉幕。来季の動向が注目される選手たちの去就にも動きが出てきた。リーグ最低だった得点力のアップは必須で、球団関係者は「(野手3人制の可能性?)あります」とも言う。残留が濃厚なマルテと新助っ人野手のW獲りも視野に、水面下で本格調査を進めていく。

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