八戸学院光星・仲井監督、一時6点差逆転許し「野球の神様は智弁学園さんに…」最後は執念で春夏30勝

[ 2019年8月12日 16:38 ]

第101回全国高校野球選手権大会7日目 2回戦   八戸学院光星10―8智弁学園 ( 2019年8月12日    甲子園 )

<智弁学園・八戸学院光星>9回2死満塁、沢波の2点一塁強襲適時打で生還の山田(左)と島袋はホームで歓喜(撮影・井垣 忠夫)
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 6点リードをひっくり返されながらも執念で勝ち切った八戸学院光星。試合後、選手たちの興奮が冷めやらぬ中、仲井宗基監督は「率直にうれしい。その一言に尽きます」としみじみと語った。

 同点で迎えた9回2死満塁の場面、途中出場しこの試合最初の打席となった沢波には「チャンスの時は弱気になったらダメ。逃げると勝利の女神、野球の神様が応援してくれない」と送り出したといい、その沢波が初球を狙って殊勲の決勝打を放った。

 6回に怒涛の攻撃を食らい「野球の神様は、智弁学園さんについているのかな」と思ったという。そんな中でもベンチに諦めムードはなかったといい「よく頑張ってくれたと思います」と選手をねぎらった。

 「暑い中、死力を尽くしての戦いだった。本校もそうですが、智弁学園さんの選手すべてが、すごいすばらしいゲームを作った」と指揮官。この勝利でチームは春夏通算30勝となったことにも触れて「また新しい歴史を刻めるように、いい野球を頑張っていきたい」と語った。

 

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