阪神・上本、練習試合で生涯初の一塁 矢野監督ニヤリ「広がるね」

[ 2019年6月27日 05:30 ]

牽制球を受ける上本(撮影・後藤 正志)
Photo By スポニチ

 リーグ戦再開に備える猛虎に新たなオプションが浮上した。26日に鳴尾浜球場で組まれたソフトバンク3軍との練習試合に1軍から上本が一人だけ参加し、「1番・一塁」で出場した。「生涯初」という一塁守備をそつなくこなし、打撃では全5打席で出塁するなど3安打2打点で貫禄の違いを見せつけた。

 「動きが細かいのでその意識を頭に入れて、ちょっとずつ慣れていけば、いいかなと。(まだ)1試合だけなので練習します」

 広陵高では捕手も経験した一方、一塁は野球人生で唯一就いたことのないポジションだった。ゴロをさばく機会はなく、6回1死一塁からの遊ゴロでショートバウンドになった小幡の送球を好捕するなど3度あった内野手の送球を無難に処理した。3回2死一塁では呂彦青ルイェンチンのけん制球で一塁走者を挟殺。適応力の高さを披露した。

 実は22日西武戦前の練習から一塁守備の練習に取り組んでいた。矢野監督は「足もあるし、真っすぐに強かったり、さばきもうまいし、小力もあるしね。ファーストで、もしポン(上本)ができる状況があれば、こっちとしては広がるなというのもあってね」と説明した。

 打撃では2回無死二塁で先制の中前打。7回2死二塁でも左前適時打を放ち、平田2軍監督を「さすがだね。たいしたもんだよ」とうならせた。天性の打撃センスに加え、走力も兼ね備える。開幕から一塁を守ったのはマルテ、ナバーロ、原口、中谷、大山ら9人。固定観念にとらわれない形で「上本」の名前も候補に加わった。 (阪井 日向)

続きを表示

「第101回(2019年)全国高校野球選手権」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2019年6月27日のニュース