大谷 球団初珍記録、敵失で3出塁 エンゼルス大勝貢献

[ 2019年6月4日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス13―3マリナーズ ( 2019年6月2日    シアトル )

<マリナーズ・エンゼルス>9回1死、三塁失策で出塁する大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷が2日(日本時間3日)、敵失で1試合3出塁という球団初の珍記録で大勝に貢献。「結果(塁に)出られて良かった」と振り返った。

 5回2死一、二塁。5球目のファウルで肘当てがずれ、外して臨んだ6球目の96マイル(約154キロ)を叩いた。打球速度106マイル(約171キロ)のライナーが三塁手のグラブをはじき「エラーだったけどそこは関係なく内容は良かった」と手応えを口にした。7回も二ゴロ失策。9回には捕手マーフィーと対戦し、三塁へのゴロも、今度は一塁悪送球。日本ハム時代を含めて初の野手との打席での対戦は、快足が生きた。

 2試合連続無安打で打率を・225に下げたが、2回には開幕投手の左腕ゴンザレスから右犠飛を放ち「追い込まれた割に最低限の仕事はできた」。完全復調へ我慢の日々は続く。(柳原 直之)

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2019年6月4日のニュース