阪神・原口、魂のヘッスラ!大腸がんからの復帰出場で代打適時二塁打

[ 2019年6月4日 21:21 ]

交流戦   阪神―ロッテ ( 2019年6月4日    ZOZOマリン )

<ロ・神>9回1死三塁、左越え二塁打を放ち、ヘッドスライディングを見せる原口(撮影・北條 貴史)
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 大腸がんの手術から復活した阪神・原口が4日のロッテ戦の9回に代打で今季初打席に立ち、左翼越え適時二塁打を放った。

 4点リードの9回1死三塁で中谷の代打で登場。敵地ながらファンは割れんばかりの大歓声で背番号94の“帰還”を喜んだ。レイビンの初球、2球目をファウルすると、4球目のスライダーを捉えた打球は左翼手の頭上を越える二塁打。ヘッドスライディングで二塁に到達すると、ナインに向かってガッツポーズを見せた。記念の1球はベンチへ返還され矢野監督自ら受け取った。

 代走・江越を送られて原口がベンチへ下がると、ナイン総出で祝福。苦難を乗り越えた男が、最高のひとときを味わった。

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