日本ハム・有原“金子流”幻惑チェンジアップで無傷の開幕3連勝

[ 2019年4月22日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム2-1ロッテ ( 2019年4月21日    ZOZO )

先発する有原(撮影・白鳥 佳樹)   
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 日曜日の右腕は接戦に強い。日本ハムは21日、ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ戦に2―1で競り勝ち、勝率5割に復帰。先発した有原航平投手(26)は6回3安打1失点の好投で開幕3連勝を飾った。防御率はリーグトップを独走する0・64。右ふくらはぎをつった影響で80球での降板となったが、チームの連敗を阻止する力投を見せた。

 三塁ベンチ前での勝利のハイタッチ。有原は控えめな笑顔で歓喜の列に加わった。

 「直球が走ってなかったけど、変化球は腕を振ってうまく投げることができました。中継ぎに負担をかけてしまったので、次は長く投げたいと思います」

 試合途中から違和感があった右ふくらはぎが7回に備えた投球練習中につり、降板した。栗山監督は「前の回からつりそうということだった。そのまま投げたらバランスを崩す。気になったのでスパッと代えた」と説明。宮西、浦野、秋吉の救援陣が1イニングずつを抑え、有原は今季無傷の3勝目を手にした。

 制球に苦しんだ初回は先頭の荻野に右前打を許すなど、いきなり1死一、二塁とされたがレアード、鈴木を斬って無失点。2回からは3イニング連続で3者凡退させた。2点リードの5回に田村の適時打で1点差とされたがリズムは崩さず、6回も無失点に抑えた。

 昨季は一年を通して投球フォームが固まらず、抑えに配置転換される時期もあるなど8勝止まり。3年連続2桁勝利はならなかった。巻き返しを目指す今季は開幕から毎週日曜日の4試合、計28イニングを投げて自責点2。防御率は0・64だ。全て最終スコア2点差以内の接戦の中で、勝負強く白星を重ねる。

 好調の要因のひとつがオリックスから新加入した121勝右腕の金子の存在だ。この日も投げ方などで助言を受けたチェンジアップで左打者を幻惑。落差だけでなくブレーキも利かせ、中軸に座る3番の角中、5番の鈴木を計7打数無安打に抑えた。

 負ければ借金2となる正念場で有原が踏ん張り、勝率5割に復帰。依然として打線がリーグ最少の61得点(1試合平均3・1)と貧打に苦しんでいるが、栗山監督は「(有原は)安定している。(中継ぎも含めて)みんな頑張った」と投手陣の粘りを高く評価した。

 右ふくらはぎは軽症で、次回登板への影響はない見込み。「直球もしっかり投げないと変化球も生きてこない。直球を大事にしていきたい」と反省を忘れず、次の週末へと向かう。 (山田 忠範)

 ≪4度目の4戦3勝≫有原(日)が今季4試合目の先発登板で無傷の3連勝を飾った。早大から14年ドラフト1位で入団し、今季が5年目。開幕から4度目の登板までに3勝したのは、開幕4連敗の17年を除き4度目だ。うち無敗のまま3勝したのは16年(開幕5連勝)に続いて2度目だが、4戦目までの防御率が1.44だった前回より、0.64の今季はさらに内容が良い。

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