埼玉栄・若生監督が勇退 ダルの恩師「長い監督人生、悔いはない」

[ 2019年4月6日 05:30 ]

勇退を発表した埼玉栄の若生監督
Photo By 共同

 埼玉栄の若生正広監督(68)が5日、同校で勇退会見を行い「長い監督人生、悔いはない」と話した。87年から埼玉栄の監督を務め、93年に母校・東北(宮城)、05年から九州国際大付(福岡)の監督を歴任し、15年から埼玉栄の監督に復帰した。東北では03年夏の甲子園でダルビッシュ(カブス)を擁して準優勝。九州国際大付でも11年センバツで準優勝に導いた。

 07年に難病の黄色じん帯骨化症を患ったが、闘病しながら指導してきた。今後は「後進の指導も役目」と総監督となる。新監督には前監督の山田孝次部長(35)が復帰し、春の大会から指揮を執る。

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2019年4月6日のニュース