広島ドラ2島内、開幕1軍「自分信じて」 大学先輩・大瀬良と必勝リレーだ

[ 2019年3月27日 09:22 ]

広島・島内
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 広島のドラフト2位・島内颯太郎投手(22=九州共立大)が26日、大学の先輩で初の開幕投手を務める大瀬良との必勝リレーを誓った。紅白戦を含む今春の実戦10試合で計11回2/3無失点に抑えて開幕1軍入り。佐々岡投手コーチからは必勝継投の一角として6、7回を任される可能性を示された。

 マツダスタジアムであった初のナイター練習。ブルペン入りした島内は「直球の勢いと制球に意識を置き、スライダーを多めに」46球を投げ、3日後の今季開幕に備えた。自力で勝ち取った1軍。22歳は、記念すべき初登板に胸を躍らせる。

 「シーズンの試合がどんな雰囲気なのか分からないけど、動揺しないように自分の結果を信じてやりたい」

 今春の歩みは特筆ものだ。2月16日、沖縄2次キャンプで初の紅白戦に登板し、菊池涼や松山、会沢ら主力6人を完全に抑える衝撃デビュー。以来オープン戦や練習試合など実戦10試合、都合11回2/3を投げたが、1点も取られていない。

 過程では、高い順応性をアピールした。肩をつくるのに当初は30球程度を要したが、今では10~15球で仕上がるという。7日にあった社会人オール広島戦では、8回1死満塁で緊急登板して無失点救援。そうした経験から学び、収穫を得た。

 「(30球と10~15球では)次の日の疲労度が違う。中継ぎで1年やるなら、そこは大事だと思います」

 零封の投球内容がまた濃い。直球で空振りやファウルが取れ、安定した制球もキラリと光る。佐々岡投手コーチは「あれだけの結果を出してくれれば、勝ちパターンの6、7回の候補になる」と明言した。それでもルーキーは至って謙虚だ。

 「オープン戦とシーズンでは、勝ちへのこだわりが違うと思う。そういう場面で投げさせてもらえるような投手になりたいです」

 大瀬良への恩返しを誓う。キャンプ中は常に行動を共にし、溶け込みやすい環境をつくってくれた先輩。「練習しやすい環境ができたのは、大地さんに気にかけていただいたおかげ」と感謝する。その上で力を込める。

 「一年間(1軍で)投げ抜いて成長したところを見せたい。大地さんの後を受けられる投手になって、勝ちをつけられれば…と」

 初の開幕投手との必勝リレー。3・29に実現するか。即戦力右腕の挑戦が始まる。(江尾 卓也)

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