楽天・藤平、看板で腕の癖修正 イニエスタの金言も生かす「勉強になった」

[ 2019年2月14日 09:38 ]

楽天・春季キャンプ ( 2019年2月13日 )

打者に見立てた看板を後ろに立たせてブルペン投球する藤平(撮影・三島 英忠)
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 楽天の3年目右腕・藤平が16日のロッテとの練習試合(金武)に先発する。この日のブルペンでは、背後に人の形をした看板を立てて64球の投球練習。「テークバックで腕が(背中側に)入り過ぎる癖がある。強く投げようとするとぶつかるので、意識付けです」。伊藤投手コーチが「Fujihira君」と名付けた矯正の看板。1月の自主トレで弟子入りしたヤンキース・田中も上半身の開きを抑えるために同様の練習を行っている。

 その田中に「お前は考えすぎる癖がある」と助言された藤平は、10日のJ1・神戸との合同懇親会で元スペイン代表MFイニエスタにも「プレッシャーを楽しめ」と金言をもらった。「本当に勉強になった。自信を持って投げれば打者との勝負も楽しくなるはず」。開幕ローテーション入りへ、「世界基準」の教えが武器になる。

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