ロッテ石川 初の開幕投手決定!井口監督「本人に伝えてある」

[ 2019年2月13日 05:30 ]

<ロッテキャンプ>1日の紅白戦で力投する石川
Photo By スポニチ

 ロッテ・石川歩投手(30)が、3月29日の楽天戦(ZOZOマリン)で6年目で自身初の開幕投手を務めることが12日、分かった。井口監督が名前こそ伏せたものの「本人には伝えてあります」と明かした。

 石川は入団から3年連続2桁勝利を記録。17年は春先のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場の影響もあって3勝に終わり、昨季も6月までに9勝を挙げながら右肩違和感、右足首の捻挫などで7月以降未勝利だった。

 ただ、今月1日の石垣島キャンプ初日に行った紅白戦では、白組の先発を任され、1回無安打無失点。最速146キロと抜群の仕上がりで周囲を驚かせた。

 見守った井口監督は11日のキャンプ打ち上げでも「初日(の紅白戦)にしっかり、仕上げてきたことで投手陣が昨年より引き締まった練習をした」と紅組の先発・涌井とともに、キャンプMVPに挙げていた。石川も「自分でも(昨季の)悪かったところは分かっている。毎試合、いい球を投げたい」と完全復活を誓う。昨季は70年のヤクルト(神宮)に並ぶプロ野球ワーストタイの本拠地14連敗のまま終了。「3・29」はチームに勢いをつける役割だけでなく、不名誉な記録阻止という大役も担うことになる。

続きを表示

この記事のフォト

2019年2月13日のニュース