ロッテ井口監督、前代未聞プラン!2・1サバイバル紅白戦 翌日1、2軍振り分け

[ 2019年1月11日 05:30 ]

井口監督(左端)の話に聞き入る藤原ら新入団選手 (撮影・白鳥 佳樹)
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 2・1からサバイバル――。ロッテ・井口監督はロッテ浦和で始まった新人合同自主トレを視察。キャンプインとなる2月1日に行う紅白戦後に1、2軍を振り分ける前代未聞のプランを明かした。

 「2月1日の紅白戦が終われば2日から1、2軍を振り分ける。ある程度は決めているが、31日の自主トレや紅白戦で判断する」

 1軍は11日に石垣島キャンプを打ち上げ、沖縄→高知→宮崎と転戦し、2月だけで練習試合を15試合こなす。平沢、安田といった期待の若手に実戦を積ませることが目的だが、そこには空席を十分に残している。

 当然、新人9人へ向けた指揮官の訓示も力が入った。「キャンプインすればドラフトの順位、新人、ベテランは関係ない。レギュラーを獲る思いで取り組んでもらいたい。優勝するにはみんなの力が必要だ」。ドラフト1位・藤原(大阪桐蔭)は英才教育もあり1軍同行が内定しているが、それ以外は白紙。「全員で初日から争わせる」と新人のやる気をあおった。

 目の色も変わる。ロングティーでは柵越えなしだった藤原に対し、並んで打った4位・山口(明桜)、7位・松田(Honda)がそろってアーチを連発した。「うちに足りないものを持っている。力強いスイング。(新人たちは)入団発表の時と違う顔になっている。やるぞというふうに見える」と井口監督を喜ばせた。

 今季のチームスローガン「マウエ↑」はリーグ優勝を目指したもの。ルーキーズの躍動があれば、頂上への道を切り開くことも可能だ。 (福浦 健太郎)

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2019年1月11日のニュース