レジェンドも苦笑い…楽天ドラ3引地、岩瀬氏に珍質問「僕、飛行機に乗れないんです」

[ 2019年1月11日 18:15 ]

<NPB新人研修会>新人選手にアドバイスを送る岩瀬氏(撮影・島崎忠彦)
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 NPBの新人選手研修会が都内で行われ、楽天のドラフト3位・引地秀一郎投手(18=倉敷商)が意外すぎる質問で会場をざわつかせた。

 昨年限りで現役を引退した元中日の「レジェンド」岩瀬仁紀氏が行った講演。プロ生活での心構えなどを聞いた後の質問コーナーで、引地はおもむろに手を上げた。

 「僕、飛行機に乗れないんです。どうすればいいですか?」

 会場からは笑いも起こり、虚をつかれた岩瀬氏は「俺も(飛行機は)好きじゃないし…」と苦笑い。そして「パ・リーグだから飛行機の移動は多いと思う。(酔い止めの)薬を飲むとか、とにかく慣れるしかない。嫌いだから、ではこの世界は通らないから」と真剣に回答した。

 研修会後、引地は「飛行機だけでなく、乗り物が駄目。新幹線はギリギリで大丈夫だけど、エレベーターも駄目なんです」。特に飛行機は「乗った時にどうしても耐えられない。いつか落ちるんじゃないかって…。自分が浮いてる感覚が駄目」という。

 最後に飛行機に乗ったのは、中3時の修学旅行。沖縄に行ったが「みんなに“寝ちゃえば大丈夫”と言われたけど、緊張しすぎて寝られなかった。ずっと恐怖と戦っていました」

 しかしパ・リーグは札幌、福岡にも本拠地球場があり、飛行機での移動は不可欠。引地は「どうしようかな…。とにかく酔い止めの薬を買って、全力で酔わないようにしたい」と悲壮な決意を口にした。

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2019年1月11日のニュース