雄星 辻監督から色紙で開幕投手正式通達「そこを目指して」

[ 2018年2月5日 08:40 ]

3日に辻監督が菊池に手渡した開幕投手正式通達の色紙
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 3年連続開幕投手を務める西武・菊池が、第1クール最終日に今キャンプ3度目のブルペン入り。今年初めて捕手を座らせて30球を投げ込んだ。

 「例年以上に寒いので、なかなかペースを上げようにも上げられないので5割くらい。まあ、思っていた以上にいいボールがいっていた」

 視察に訪れた後藤高志オーナー、辻監督が見守る中で本格投球をスタート。昨季は反則投球とされた2段モーションの懸念も、今季はなくなり「フォームに関しては迷いなく投げられている」と手応えを口にした。前日には、辻監督から開幕投手を正式通達された。「菊池雄星様、開幕投手、2月3日、大安」というサイン入りの色紙を渡され、「やることは変わらない。そこを目指してやっている」と力もこもる。

 第1クールを終え、フォーク、カーブなどの精度アップにも意欲を燃やした左腕。「紅白戦で投げられるように、しっかり調整したい」とじっくりと大役へ向かっていく。 (春川 英樹)

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