ソフトB上林 特殊サングラス導入「動きがスローモーションに見える」

[ 2018年2月5日 05:30 ]

特殊なサングラスを着けてティー打撃を行う上林
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 ソフトバンク・上林誠知外野手(22)が動体視力を向上させる特殊なサングラスを導入した。視界が狭くなるトレーニングメガネ「Visionup(ビジョナップ)」を着用してティー打撃を行い、その後はフリー打撃、ロングティーで快音を響かせた。右翼の定位置獲得へ向け、「目」も鍛える1カ月とする。

 秘密兵器は、ティー打撃中に少しだけ着用した。上林が黒いサングラスをつけてネットに向かって打球を放つ。その後、それを外しフリー打撃で広角に打ち分けた。

 「ビジョントレーニングですね。外した後は、自分の中で動きがスローモーションに見える」

 外見は普通のサングラスだが、まばたきを高速で行うようにレンズが点滅する特殊なメガネ。視界が悪い中で動くボールを見ることで、動体視力を向上させる効果がある。藤本打撃コーチに勧められ、1月の自主トレから着用し、今キャンプでも継続している。「見る目が付いてくれば、打撃も向上すると思う。近藤さん(日本ハム)も使っていた。プラスに考えてやっていきたい」と手応えを口にした。

 キャンプ中のティー打撃ではサングラスを外した後に、マジックで数字が書いてあるボールを打つ練習も取り入れている。回転しているボールの数字を言い当てるなど、秘密兵器の効果は表れている。藤本コーチは「投手が抑えようとして投げてくるボールに対してどうなるか」と実戦での結果に期待した。

 4年目の昨季は134試合に出場し13本塁打をマークした。だが、CS、日本シリーズでは不振に陥り、チームが日本一となる中、悔し涙を流したほどだった。「長く維持できるようにしたい。課題は明確なので。気持ちの面で準備はできる」と心身ともに1年間を戦い抜くことが今季のテーマだ。

 キャンプ第1クール最終日となったこの日は、恒例の居残りロングティーも敢行。グラウンドで行われた野球教室では小学生に熱心に指導する姿もあった。「あっという間。(体は)バリバリですね」と充実した表情を見せた。

 2年連続の日本一へ、捕手、二塁、右翼のポジションを競争させている工藤監督は「(第1クールは)ケガ人もいないし、良かった。順調にきている」と目を細めた。上林は右翼の定位置獲りへ、視界良好なスタートを切った。

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