慶大新入生が練習初参加 大阪桐蔭・福井「4年後は主将で春秋連覇を」

[ 2018年2月5日 14:40 ]

慶大・大久保秀昭監督の話に聞き入る福井(写真左端)、正木(左から4人目)、若林(同右端)ら新入生
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 昨秋東京六大学秋季リーグ戦を制した慶大が5日、神奈川県横浜市の同大日吉グラウンドで始動した。

 始動に合わせて今年4月入学予定の新入生も全体練習に初参加。昨春センバツを制した大阪桐蔭前主将・福井章吾捕手、同準優勝の履正社で4番を務めた若林将平外野手、慶応で高校通算50本塁打をマークした正木智也外野手らが汗を流した。

 大阪桐蔭、履正社の野球部から慶大野球部入部は初で、大久保秀昭監督は「新しい風というか、何かをもたらしてくれる期待感がある」と期待を寄せた。福井は「4年後は主将になって春秋連覇したい。大学でも日本一が目標」ときっぱりと目標を口にした。

 環境情報学部に進学予定で「脳科学を研究したい。昨夏甲子園の仙台育英戦で(相手応援の)タオルまわしがすごかった。その経験から、目から入る情報がパフォーマンスにどう影響するのか、どんな状況でも力を発揮できる方法を見つけたい」と勉強にも高い目的意識を持って臨む。

 ロッテドラフト1位の安田とともに、右の強打者としてプロからも注目された若林は「まずは岩見さんを超えるのが目標」と昨秋リーグ歴代3位の通算21本塁打を放った楽天ドラフト2位・岩見越えを誓った。

 正木は「若林に負けないように、上級生になったらいつか4番を争えるように頑張りたい」と力を込めた。

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2018年2月5日のニュース