“出川枠”ヤクルト小川監督に直訴 ドラ4武相高リアルガチ後輩起用して

[ 2018年2月5日 05:30 ]

テレビ東京「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」のロケでヤクルトキャンプを訪れた出川哲朗(中央)とアンガールズ・田中卓志(左)が小川監督と談笑する
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 やばいよ、やばいよ、「出川枠」だよ。ヤクルトの浦添キャンプにファンクラブ名誉会員で、お笑い芸人の出川哲朗(53)がテレビ東京系「充電させてもらえませんか?」(3月3日午後6時半放送予定)のロケで訪問。武相高(神奈川)の後輩にあたるドラフト4位・塩見(JX―ENEOS)を小川監督に猛プッシュした。

 「塩見選手は高校の後輩なんです。使ってくださいよ〜。お願いします!」。直訴された指揮官は「足が一番、速いんですよ。出川さんの後輩かあ〜」。同行したテレビ関係者が「忖度(そんたく)ですね」と言うと、出川は「忖度という言葉が出てこなかった。出川枠で!」と懇願した。塩見は大先輩との初対面こそならなかったが「出川さん、ありがとうございます」と感謝した。

 塩見は入寮時に出川の実家で販売している海苔(のり)を持参した。ヤクルトファンらしく、それを知っていた出川は「リアルにありがとう。活躍したら必ずバラエティーで共演しようと伝えてください」と報道陣にお願い。さらに「1軍でヒットを打ったら、海苔のセットを贈ります」と約束し、塩見も「実力で出られるのが一番いい。いい報告をしたい。(海苔も)“リアル”に“ガチ”にゲットしたい」と先輩と同じフレーズを使って誓った。

 小川監督が評価するように、高い走力を誇る。キャンプ中に測定した20メートル走では1軍メンバーでトップの2秒7。開幕1軍入りを目指し、チーム初実戦となる8日の紅白戦に出場する即戦力の外野手は「まずは足でアピールしたい」と燃えた。 (細川 真里)

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