燕カラシティー 命名ハイチュウスプリット ブルペン捕手「エグイ!」

[ 2018年2月5日 05:30 ]

大好物のハイチュウを指で挟むヤクルトの新助っ人カラシティー
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 ヤクルトの新守護神候補カラシティーが4日、今キャンプ2度目となるブルペン入りで35球を投げ込んだ。

 「クローザーのポジションを取りたい」と燃える1メートル91の長身右腕は落差のあるフォークも投じて、受けた小山田ブルペン捕手は「エグイ!」とうなった。そう表現した理由は「変化が(縦に)凄い。近めに落ちてくる」と打者の手元で変化する切れ味の鋭さだという。視察した広島の井生崇光球団部情報課長は「(直球の)球威もある。あれが決まれば空振りが取れる」と話せば、中日の金子丈スコアラーも「落ちる球でも腕が緩まない」と直球との区別をしにくいと警戒した。

 フォークといえば、ソフトバンク・千賀の「お化けフォーク」が有名だが、新助っ人は最大の武器を「ハイチュウスプリット」と命名した。なぜなら、ハイチュウが大好きで、数日前にお気に入りのイチゴ味を含めた32個を“大人買い”したほど。投球中もハイチュウが口の中にある159キロ右腕は「ハイチュウをたくさん食べて球速も上げたいね」と満面の笑みを浮かべた。(細川 真里)

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