広島4年目藤井 開幕1軍に前進 畝コーチ「いいものを見せてくれた」

[ 2018年2月5日 05:30 ]

フリー打撃に登板した藤井
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 広島・藤井が4日、初のフリー打撃に登板し、開幕1軍入りを猛アピールした。野間を相手に直球のみ25球を投げ、安打性の当たりはわずか4本。肌寒かったため球速は測定していなかったが、力強い投球がキラリと光った。

 「直球をしっかり投げることを意識し、いい感じで投げられた。(捕手の)礒村さんにも“いいんじゃない”と言ってもらった」

 高卒4年目の右腕。昨季は9月30日のDeNA戦(横浜)でプロ初登板し、中継ぎで2試合を零封した。例年春先がよくないことから、今オフは「春のキャンプからアピールできるように、しっかり投げて来た」という。第1段階は成功だ。

 「藤井がいいものを見せてくれた。腕を振りながら、低めにコントロールできていた」

 畝投手コーチは目を細める。今季は大きな補強がないだけに「若い選手が1人でも2人でも出てきてほしい」と緒方監督。初の開幕1軍入りへ、21歳が好スタートを切った。(江尾 卓也)

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2018年2月5日のニュース