藤浪、青木との初対戦心待ち WBC期間に悩み相談「お世話になった」

[ 2018年1月31日 05:33 ]

藤浪は気合の半袖姿で練習する
Photo By スポニチ

 阪神・藤浪晋太郎投手(23)が30日、昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表のチームメートでヤクルトへ電撃復帰する青木との対戦を熱望した。

 「(マウンドでは)ヤクルトの打線の1人でしかないですけど、お世話になった方なので。良いバッターが、またヤクルトに入る」

 闘志をかき立てられる強打者がまた1人、23歳の前に立ちはだかる。藤浪にとって、青木はただの野球界の先輩ではない。昨春、WBC期間中に、何度か声をかけられ、30分間、じっくりと会話する機会に恵まれた。前年の16年は7勝に止まり、プロ入り初めて2桁勝利を逃すなど苦しんだ1年。思いの丈、悩みを打ち明けた。

 「野球に対して考えすぎる部分が多くなって…」

 ぶつけた本音に、幾多の修羅場をくぐり抜けてきた青木からは、「もっと楽しんでやった方が良い。俺もそういう時期はあったし、余計なことは気にせずいこう」と激励の言葉をもらっていた。

 それまでほとんど面識はなかっただけに、突然の出会い、そして助言に、胸のつかえが取れた。シーズン中には、青木の紹介で動作解析の専門家も訪問。昨年も制球に苦しみ、不本意な一年を過ごした中でも「野球を楽しむ」という原点を胸に刻み、マウンドに上がることを心がけてきた。

 藤浪のプロ入り時に、すでに米国でプレーしていた青木とはキャリア初対戦。完全復活した姿で、対峙し恩返しの思いを白球に込めるつもりだ。ヤクルト打線の格となることは間違いなく、マウンドに上がれば1人の敵として全力で抑えにかかる。

 30日はキャッチボール、体幹トレーニングなどで汗を流してキャンプインに備えた。いつか来る“その時”を見据え、沖縄で牙をといでいく。 (遠藤 礼)

続きを表示

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2018年1月31日のニュース