オリ吉田正“マイペース宣言”「開幕までどう持って行くか」

[ 2018年1月31日 05:30 ]

オリ・吉田正
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 オリックス・吉田正尚外野手(24)が開幕までの“マイペース調整”を宣言した。昨年11月に腰椎椎間板ヘルニア除去手術を受けた影響で春季キャンプは2軍スタートが決定。「開幕までどう持って行くかというイメージでいる。そこから、どう戦うか」と焦らず、年間を通じてフルスイングできるための土台を着実に整える。

 地道なリハビリをこなし、現在では打撃練習も再開。今月には2年連続で04年アテネ五輪男子ハンマー投げ金メダリストの室伏広治氏に師事し、腰の故障予防のために使用した紙風船も宮崎へと持ち込む。「自分なりに時間を使いたい。部屋から準備できることはある」と首脳陣の配慮で2軍スタートとなった“利点”を最大限に生かしていく。

 出場はともに60試合台ながら、1年目から2年連続で2桁本塁打をマーク。「不安はあるけど打破していく。やれることをやっている自信はあるし、それでダメなら仕方ないくらいの気持ちでやる」と覚悟を胸に3年目のシーズンへと挑む。 (桜井 克也)

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2018年1月31日のニュース