マー　シーズン“完走”だＺ　５年目の決意「フルにローテ守る」

ワコールのイベントに参加した田中とヨガポーズを決めるももいろクローバーＺの（左から）佐々木彩夏、百田夏菜子、玉井詩織、高城れに
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　ヤンキースの田中がシーズンの完走とフル回転を誓った。２７日、東京都内でアドバイザリー契約を結ぶワコールのスポーツタイツブランド「ＣＷ―Ｘ」のイベントに参加。メジャー５年目へ「とにかく一年間しっかりと、フルにローテーションを守って働くことが一番。アウトやイニングを一つでも多く投げられればいいと思う」と抱負を語った。

　具体的な数字には言及しなかったが、エースとしてフル回転すれば、過去４年で到達していない２００投球回も自然と視野に入ってくる。日本での自主トレに関しても「問題なく、全てうまいこと現時点ではできている」と手応えを口にした。

　イベントは親交のあるアイドルグループ・ももいろクローバーＺと一緒。有安杏果さんが卒業し、４人体制となってから初共演だった。「何とか乗り越えて最高のパフォーマンスを見せてほしい」とエールを送り、リーダーの百田夏菜子も「“これからも必ず応援するよ”と言ってもらって凄く心強いなと思った」と感謝していた。（大林　幹雄）

　《日本投手では野茂ら５人》日本投手で年間２００イニングを超えたのは野茂、黒田、ダルビッシュ、松坂、岩隈の５人で、最多は野茂の４度。田中は一昨年は１／３だけ足りず。昨季は１７８回１／３にとどまり、好投したポストシーズンの２０回を加えても１回２／３足りなかった。昨季の両リーグ最多はレッドソックスの左腕セールの２１４回１／３。